お湯の記録と評価     群馬県

                      伊香保温泉  石段の湯      

泉  質  カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉
施  設  男女別  内湯のみ
T E L  0279−72−4526
営業時間  4月〜10月 9:00〜10月 
 11月〜3月 9:00〜20:30 第2・4火曜日定休
日帰料金  400円
評  価  ☆☆☆☆☆
2011年11月 4日
石段の湯の所在は群馬県渋川市伊香保町伊香保36 

伊香保温泉は標高700m付近、椎名山の中腹に位置し、万葉集の歌に詠まれるほどの歴史があります。 
現在の温泉街が形成されたのは戦国時代で、長篠の戦いで負傷した武田兵の療養場所として、武田勝頼が当時上州を支配していた真田昌幸に命じ整備、石段もこの時にできたそうです。 

石段の段数は365段。石段の中央に湯桶を引き、石段の左右に宿を建て温泉街を造ったのだそうです。これは日本で初めての温泉都市計画に基ずく温泉街とのことです。 

石段を少し上がった右手に「石段の湯」はあります。駐車場は石段の登り口の右手の奥に7台ほど止めれる無料駐車場があります。 

建物の外観は蔵造り。露天風呂はなく、内湯のみ。1階と2階に休憩所はありますが、とてもシンプルなものです。 湯船は10人ほど浸かれるサイズ。鉄分を多く含んだ茶褐色のお湯が源泉から引かれ、掛け流しされています。
男性浴室と湯船
女性浴室と湯船
1階にある休憩所 2階にある休憩所 テラス 石段は365段
石段の湯近くにある足湯 石段の途中にある石段の湯