お湯の記録と評価 福島県
飯坂温泉 鯖湖湯
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鯖湖湯の所在は福島県福島市飯坂町湯沢32 日本武尊が発見し、松尾芭蕉が奥の細道行脚の途中に立ち寄ったと伝えられる飯坂温泉には、ここ鯖湖湯をはじめ8つの共同浴場があります。 鯖湖湯は明治22年に建てられた共同浴場で、愛媛県松山市にある道後温泉本館(愛称:坊ちゃんの湯)が建築された明治27年より古く、平成5年(1993年)に改装されるまで、日本最古の木造建築の共同浴場だったそうです。 今の鯖湖湯は以前の建物のイメージを壊すことなく建てたそうですが、共同浴場とは思えない大きな建物です。 ヒバ、ケヤキ、ヒノキを使った木造建築。浴室は御影石で出来ており飯坂温泉のシンボルとして親しまれています。 自動券売機で200円の券を買って受付のおじさんに渡して脱衣所へ。脱衣所と浴室は一体型のもの。天井は高く湯気抜きまでも立派なものです。 湯船は予想していたよりも小さなもので6、7人が浸かれるサイズ。湯口から無色透明のお湯が掛け流されており、湯温はやや熱めの43℃ほどでした。 |
男性浴室と湯船 |