平湯民俗館 平湯の湯の所在は岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯
乗鞍岳の麓、海抜1,250mにある平湯温泉は、奥飛騨の中でも最も古く、歴史ある温泉とされています。
江戸時代末期、飛騨について書かれた「飛州志」にも平湯温泉についてまとめた「平湯温泉記」があり、北陸の大名も参勤交代の道中で疲れをとり、湯治場として栄えました。
平湯温泉地内には活火山の焼岳と乗鞍岳を熱源とし、26軒の旅館・民宿に約40もの井戸・源泉があり毎分13,000リットルもの豊富な湯が噴き出しています。最高90℃にもなるこの温泉の泉質は、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、炭酸水素塩泉など含んでいます。
平湯民俗館は平湯バスターミナルから距離にして200m程。駐車場に5台ほど駐車できるスペースがあります。
合掌造りの資料館には昔の暮らしを再現した囲炉裏があり、農機具の展示もありました。
自然林の木立のなか、大小の岩石を配した岩風呂の趣は爽快です。
10人が十分浸かれるサイズの露天風呂。鉄分を含むお湯は緑がかった茶色の濁り湯で、多量の湯が注がれており源泉かけ流しされています。
男湯の温度は43℃ほど、常にホースから谷水が湯船に注がれていました。夜と朝では光の影響か?お湯の色が違って見えます。
こちらの露天風呂には10回ちかく訪れていますが、ほとんど貸し切り状態でお湯を堪能しています。
平湯温泉の掛け流しのお湯を寸志(300円)で堪能できる穴場的な露天風呂だと思います。
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