お湯の記録と評価     岐阜県

               平湯温泉  平湯民俗館 平湯の湯      

泉  質  ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉
施  設  男女別 露天風呂のみ
T E L  0578−89−3578
利用時間  6:00〜21:00 水曜日定休
日帰料金  寸志 300円程度
評  価  ☆☆☆☆☆
2017年4月28日
平湯民俗館 平湯の湯の所在は岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯
乗鞍岳の麓、海抜1,250mにある平湯温泉は、奥飛騨の中でも最も古く、歴史ある温泉とされています。
江戸時代末期、飛騨について書かれた「飛州志」にも平湯温泉についてまとめた「平湯温泉記」があり、北陸の大名も参勤交代の道中で疲れをとり、湯治場として栄えました。

平湯温泉地内には活火山の焼岳と乗鞍岳を熱源とし、26軒の旅館・民宿に約40もの井戸・源泉があり毎分13,000リットルもの豊富な湯が噴き出しています。最高90℃にもなるこの温泉の泉質は、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、炭酸水素塩泉など含んでいます。

平湯民俗館は平湯バスターミナルから距離にして200m程。駐車場に5台ほど駐車できるスペースがあります。
合掌造りの資料館には昔の暮らしを再現した囲炉裏があり、農機具の展示もありました。

自然林の木立のなか、大小の岩石を配した岩風呂の趣は爽快です。
10人が十分浸かれるサイズの露天風呂。鉄分を含むお湯は緑がかった茶色の濁り湯で、多量の湯が注がれており源泉かけ流しされています。
男湯の温度は43℃ほど、常にホースから谷水が湯船に注がれていました。夜と朝では光の影響か?お湯の色が違って見えます。

こちらの露天風呂には10回ちかく訪れていますが、ほとんど貸し切り状態でお湯を堪能しています。
平湯温泉の掛け流しのお湯を寸志(300円)で堪能できる穴場的な露天風呂だと思います。
28日、朝9時ごろの男性露天風呂
27日、夜8時ごろの男性露天風呂
男性脱衣所
28日、朝9時ごろの女性露天風呂
27日、夜8時ごろの女性露天風呂
民俗館入り口にある足湯。無料です。
男女別の露天風呂は少し離れています
民俗館入口の水車 民俗館内、軽食をとることもできます

平湯温泉 足湯場(足湯公園)

2010年3月7日に訪れた雪景色の平湯の湯
 
男性脱衣所から見た露天風呂 男性露天風呂  民俗館入り口からの風景