お湯の記録と評価 静岡県
平山温泉 元湯 龍泉荘
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龍泉荘の所在は静岡県静岡市葵区平山136−2 平山温泉は別名「御殿乳母の湯」といい、戦国時代に駿河、遠江、三河に君臨していた今川氏ゆかりの温泉。 今川家の9代目当主、今川義元の乳母がこの湯に浸かったことに由来するそうです。 県道201号線(竜爪街道)沿い、静岡市葵区平山の山間にひっそりと佇む龍泉荘。以前は宿泊できる宿だったそうですが、今は日帰り入浴のみの営業です。 県道沿いに「平山温泉入口」と書かれた大きな石の看板があり、ここが龍泉荘の入口になります。 石の看板のところに車を停め(3台駐車可)、その先の石の階段を30mほど下ると龍泉荘が見えてきます。 龍泉荘にあるのは男女別の内湯のみ。 浴室には大きな湯船が1つあり、それを3つに区切りそれぞれ微妙に温度の違う温泉が楽しめる造りになっています。 洗い場にはカランが1つだけ、蛇口から出てくるのは水だけです。そのため湯船に浸かる前にかけ湯をして体を洗います。 また、龍泉荘では石鹸やシャンプーの使用は禁止されています。こちらでは開業以来(昭和33年)、温泉の効能を保てるように石鹸を使用しないようにされています。 冷鉱泉の沸かし湯だということですがお湯はかけ流し、飲泉もでき、湯の使い方にこだわりを感じる宿でした。 |
男性浴室と湯船 |
石鹸やシャンプーの使用は禁止 |
女性浴室と湯船 |
玄関・受付 | 浴室前 | 休憩所 | 龍泉荘の玄関 |
県道(駐車場)から宿へは長い坂道を下っていきます | 営業変更の案内 |