お湯の記録と評価 長野県
姫川温泉 ホテル 白馬荘
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ホテル白馬荘の所在は、長野県北安曇郡小谷村北小谷9922−5 新潟県との県境に姫川温泉はあります。 1995年7月11日の豪雨により姫川が増水、川沿いに位置する姫川温泉は大きな被害を受け、国道148号、大糸線が長期不通となりました。 また、翌年12月6日にはこの災害復旧工事中に土砂崩れが発生し作業員14人が死亡しています。 全線が復旧したのは1997年11月29日と2年以上もかかり、姫川温泉も1997年に営業を再開。 現在、姫川温泉には3軒の宿があり、そのうち2軒(朝日荘、ホテル白馬荘)が長野県北安曇郡小谷村に、1軒(ホテル國富 翠泉閣)が姫川対岸の新潟県糸魚川市にあります。 姫川温泉は大洪水の被害の影響から廃業した宿もあり、鄙びた感じがします。そしてホテル白馬荘も正直なところ古い建物でくたびれたといった印象。しかし、日帰り入浴をお願いしたところ、応対してくれたフロントの男性は親切で丁寧でした。 最初に向かったのは露天風呂。ロビーから進み階段を降りていきますが、ロビーが1階として地下3階へ降りて行く感じです。(実際は地下3階ではありません)そしてスリッパを履き替え湯小屋の露天風呂へと進みます。 内湯はロビーから2階降りたところにあり、男性脱衣所には大きな岩が張り出しています。(女性脱衣所には無いようです) 男性内湯の湯船はひょうたんを半分にした形ですが、女性内湯の湯船とは形が違います。 露天風呂も内湯も熱めのお湯で加水せずには入ることができませんでした。もちろん、源泉掛け流しされたお湯は飲泉もできます。 浴室にある温泉分析表には以下の説明がありました。 *源泉名:姫川温泉大網共有温泉源泉 ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩温泉 宿のパンフレットでは、含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉と書かれていますが・・ 衛生上、浴槽等の清掃時に塩素剤を使用しています。トヨクロン(無機系塩素剤。次亜塩素系カルシウム(高度さらし粉)を使用しています。 |
男性内湯浴室と湯船 |
男性露天風呂 |
男性脱衣所・内湯湯口 |
女性内湯浴室と湯船 |
女性露天風呂 |
白馬荘の正面にある湯滝。上流3kmから引湯して源泉を貯蔵タンクに貯めているが、溢れ出た湯が大きな1枚岩を滝のように流れている | |||