岩松院      長野県    2021年7月25日

所在 長野県上高井郡小布施町雁田615 電話番号 026ー247ー5504 拝観時間 9:00〜16:00 拝観料 500円
 葛飾北斎筆 八方睨み鳳凰図は岩松院の大間天井に描かれています。北斎は83歳を初めてとし小布施に4回訪れており、4回目の滞在、約1年をかけて大間天井に鳳凰図を描きました
 この鳳凰図は88歳から89歳にかけての作品です。この図を描いた翌年、江戸に戻り90歳で亡くなりました。 撮影禁止のため写真はお借りしたものです
福島正則霊廟
福島正則と言えば、豊臣秀吉の重臣として「七本槍の第一」と称されました
福島正則と黒田節
福島正則の所へ年賀の使者に送られた黒田藩の武士、母里太兵衛友信(もりたへいとものぶ)は知る人ぞ知る酒豪 。酒豪である福島正則から「この酒を飲み干したらなんなりと好きなものを褒美にとらす」と酒を勧められ、三升入り大杯を何度も飲み干し、約束のご褒美として槍を持ち帰るその槍は豊臣秀吉から福島正則へ譲られた天下の名槍「日本号」
福島正則は家宝とも言える槍であったが「武士に二言なし」と譲り渡した。これが後に「黒田節」となりました。
「酒は飲め飲め飲むならば、日の本一のこの槍を、飲み撮るほどに飲むならば、これぞまことの黒田武士」
小林一茶
やせ蛙負けるな一茶 是にあり
一茶が詠んだ蛙合戦の池