お湯の記録と評価 長野県
別所温泉 大師湯
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大師湯の所在は、長野県上田市別所温泉1652−1 上田盆地の南西、塩田平の奥座敷・別所温泉は木曽義仲や北条義政らがこの地に別荘を構えたことから「別所」と称されるようになったと言われる。 また、北条氏の一族がこの地を治めたことから鎌倉の文化が広がり、古刹が多くあり「信州の鎌倉」とも呼ばれています。 温泉は日本武尊(やまとたけるのみこと)が発見したとも言われ、平安時代に書かれた清少納言の「枕草子」117段に「湯はななくりの湯(別所温泉)、有馬の湯、玉造の湯」と謳われている。 *しかし、ななくり(七久里・七栗)の湯は、三重県の榊原温泉であるとの説もある。 別所温泉には地元の温泉財産区が運営する3つの外湯と市営の共同浴場(相染閣)がある。 平安時代に北向観音建立のため、比叡山延暦寺の座主・慈覚大師が訪れた際、好んで入浴されたので「大師湯」と名付けられた。 北向観音参道の傍にあり、浴室は白く塗られた壁、タイル貼りの半円形の湯船と簡素な造りですが、硫黄臭のあるお湯が100%掛け流されており、湯口にはコップが置かれてあり飲泉もできます。 |
男性浴室と湯船 |
男性脱衣所 |
女性浴室と湯船 |