お湯の記録と評価 静岡県
熱海温泉 福島屋旅館
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福島屋旅館の所在は静岡県熱海市銀座町14−24 福島屋旅館は熱海の繁華街から少し外れたところにある、鄙びた感じの温泉旅館です。 旅館ではありますが、地元の人が銭湯感覚で入浴に来るような感じです。 この日、10時30分ごろに着いたのですが、11時からということで少し帳場前で待ちました。その間に車を100円パーキングから宿の横のガレージに移動しました。(1台が停めれる広さです。いつも空いているのかはわかりません) この福島屋は外観もそうですが、中に入ると少し薄暗く、昭和の時代を感じさせてくれ、ここが熱海の旅館?と思ってしまいました。 浴室は歩くと床がギシギシと音を立てる廊下の先にありました。脱衣所には裸電球が一つ付いているだけ、木製の棚と籠。 結構広い浴室にはタイル張りの湯船が2つあります。お湯が張られているのは、手前の大きめな湯船だけで、もう一方の湯船にはお湯が張られていませんでした。 お湯はやや熱めでサラリとした癖のない無色透明なものがかけ流しされています。 男湯は私一人の独占状態でしたが、女湯の方は地元のおばあさんが一緒に入ってこられ、熱湯の苦手な家内は断りを入れて水で温度を下げていました。 おばあさんは「熱いなら遠慮なく水を入れてくださいよ」と言いながらタライに水を入れ温度を下げるのを手伝ってくれていました。(話し声がよく聞こえてきます) そのおばあさんの話では、熱海温泉のなかでここ福島屋のお湯が一番気にいっているとのことでした。 |
男性浴室と湯船 |
外観は旅館らしくない建物 | ||